業務内容について
有限会社島田工務店は、長崎県を中心に型枠工事・建築工事・土木工事を手掛けています。弊社は豊富な経験と技術を活かし、地域の商業施設、学校、病院などの街づくりに貢献しています。以下で請負可能な工事のご紹介をさせて頂きます。各ご相談にも対応いたしますので、お気軽にお問い合わせください。
型枠工事とは
型枠工事は、鉄筋コンクリート製の建物を建てる際に使用される建物の基礎を作る重要な工事です。ほとんどの鉄筋コンクリート造では、まず骨格部分となる型枠を鉄骨や鉄筋で加工し、その中にコンクリートを流し込んで構築します。木造の一般家屋でも、基礎部分に型枠工事が必要です。型に歪みや凹凸があると、建物全体に影響が及びます。非常に精密さが求められるため、熟練の職人技が必要です。型枠が正確で頑丈でなければ、コンクリートを流し込む際に重みでずれたり隙間ができてしまいます。型枠工事は建築において失敗の許されない大切なプロセスです。
精度±3mmの卓越した技術
建物の安全性や出来栄えに影響が少ない最低限の許容範囲として、3mmの精度が重要です。日常生活では気になることが少ない、この誤差を人間の手で制御することが型枠工事において不可欠な施工技術です。特に、独創的なデザインや複雑な構造、美しい外観を持つ建物を実現するためには、この職人技が欠かせません。
型枠解体工事とは
型枠解体は、型枠工事の重要な工程の一つです。まず、型枠を組んでコンクリートを流し込み、固まった後、適切な強度になったらバールなどを使って型枠を取り外します。この作業は単なる解体作業と思われがちですが、資材の落下や足場からの転落などの危険が伴うため、手順が非常に重要です。通常は壁、梁、スラブの順に一定の日数をおいて解体していきます。そして最も重要なのは、コンクリートを傷つけないことです。仕上げ作業を行う業者への引き渡しを控えているため、限られた時間内で丁寧に解体を行う必要があります。
その他事業(土木工事・建築工事)
当社は、ゼネコンや他の主要な元請け業者を通じて、道路の舗装やガードレールの設置、外構、橋の型枠工事など、幅広い土木工事や建築工事の依頼を受けています。私たちは各種建設プロジェクトにおける型枠工事の経験豊富であり、技術力と信頼性の高さが強みです。お客様のニーズに応じた質の高いサービスを提供し、建設業界に貢献していくことを使命としています。ご相談やお問い合わせがございましたら、お気軽にご連絡ください。
型枠工事の流れ
拾い出し作業(型枠加工図の作成)
図面の拾い出し作業は、建設工事において必要な材料や作業人員を設計図に基づいて数量を算出する作業を指します。建設工事では、柱、壁、梁、床などの形状・寸法などを計算し、加工図の作成を行います。
型枠積算ソフトを駆使し、パソコンで図面からの精緻な拾い出しと加工図の作成を遂行します。このプロセスでは、高度なデジタルツールを用いて、正確かつ効率的に建築の基盤を築き上げることが可能です。
型枠パネル加工
加工図をもとに、型枠のパネル加工を行います。合板や桟木を切断し、組立パネルや柱型、梁型、スラブ材、補助パネルなどの各パーツを製作します。これにより、建物の骨格となる型枠が整い、現場での施工準備が整います。
墨出し・敷桟
型枠の組み立てに先立ち、柱や壁の正確な位置、大きさ、厚さを計測し、床面に精確な墨線や印をつけます。この墨出し作業は、建物の基盤となる型枠を正確に配置するために重要です。墨出し後、指示に従って型枠を組み立てていきます。このプロセスは、建築の精密さと安定性を確保するために欠かせません。
型枠の建て込み
墨出しでつけた印の位置に合わせて、部品化した柱や壁、梁などの型枠材を組み立てます。この作業は建物の品質に直結するため、最高の精度と丁寧さが求められます。型枠を建てた後は、コンクリートが流し込まれても変形しないように、銅管でしっかりと締め付けを行います。この過程で型枠が確実に固定され、建物の耐久性と安定性を保証します。
締め付け
型枠の板が設置されたら、コンクリートの圧力に耐えられるように、セパレーターやPコン、フォームタイ、単管などを接続します。締め付け作業を行わないとコンクリートを流し込む際にかかる側圧によって建物の歪みや精度に係わってきます。そのため、金具を使ってズレないようにしっかりと締め付けます。
重要なのは、初期設定のサイズが変わらないように、適切な強度で締め付けを行うことです。
コンクリート打設
次に、コンクリートを流し込む作業が行われます。型枠の大工はこの段階で実際に作業を行いませんが、型枠が破損したり、ずれたり、緩んだりしないかをチェックしながら立ち会います。施工に問題が無ければ、ポンプ車などからコンクリートを型枠に流し込んでいきます。
型枠解体
コンクリートが固まった後、バールなどを使って型枠を慎重に取り外します。型枠パネルは再利用する場合も考慮し、できるだけ傷つけずに取り外し作業を行います。その後、材料を搬出し、徹底的に清掃します。